昭和29年末の「神武景気」以降、日本経済は高度成長期をむかえ、昭和30年代半ばから企業は工場やオフィス用地を、一方、庶民はマイホームを求めるなど、土地需要の急増で土地価格が高騰し、「土地こそ資産」という「土地神話」が広がって行きました。
一万円札の発行、消費ブーム、東海道新幹線の開通、レジャーブーム、そして、東京国際オリンピックが開催されました。
家庭電化製品の大衆的需要の拡大が住宅改変の扉を開きます。
1956(昭和31)年、わが国初の個人向けの分譲マンション第一号「日本信販」の「四谷コーポラス」(東京都新宿区)が分譲されました。(写真)
総戸数28戸、5階建ての小規模物件ながら、当時の分譲価格は3LDKで約230万円だったそうです。

そして、昭和40年代の「マンションブーム」へと繋がります。